福岡の結婚相談所 Malianca(マリアンサ)婚活事務所で活動されていた30代女性が、8月にご成婚退会されました。
彼女が活動を始めたのは、昨年11月。
マリアンサで活動されていた会員様のご友人で、初めてお会いした時の印象は、ぽやぁんとした話し方と人懐っこい笑顔がとても可愛らしい女性。
「きっと男性から好かれるだろうなぁ」
そう思ったので、それまで出逢いはあってもなかなか上手くいかなかったというお話が、最初は少し不思議でした。
でも、お話を重ねるうちに少しずつ見えてきたものがありました。
とにかく優柔不断で、当時の口ぐせは、
「わかんない…」
でした(笑)
4時間かかったお洋服選び。それでも翌日、一人で買いに行った一着
プロフィール写真撮影のお洋服を一緒に選びに行った時のこと。
事前に下見をして、彼女に似合いそうなお洋服をいくつかピックアップしていたのですが、それでも決めるまでに4時間以上(笑)
その中で、私は2着のお洋服を提案しました。
どちらも彼女が普段選ばないタイプでしたが、一着は「頑張れば着られそう」なもの。
もう一着は、彼女にとって少し勇気が必要なものでした。
その日は前者を購入。
ところが翌日、
「もう一着も買いに行ってきました」
と連絡が届きました。
その時、とても嬉しかったことを覚えています。
「このままの自分では嫌だ。少し変わりたい」
彼女の中に、そんな気持ちが芽生え始めているように感じたからです。
初めてのお見合いで、まさかのひと目惚れ
そんな彼女が、初めてのお見合いでひと目惚れ。
他にも素敵な男性とのお見合いが決まっていましたが、その方しか見えなくなるほど夢中になりました。
約4ヶ月交際しましたが、残念ながらそのご縁は成婚にはつながりませんでした。
彼女にとって、とても辛い経験でした。
でも私は、この経験も彼女の婚活には必要な時間だったと思っています。
彼女自身が、
自分の弱さや、自分自身を大切にできていないことで、同じように迷いや弱さを抱えた人に惹かれ、お互いに決断を委ね合うような関係をつくってしまうことがある
と気づくきっかけになったからです。
どちらが悪いわけでもありません。
ただ、自分自身との向き合い方が変わると、選ぶ相手も、築く関係も変わっていくことがあります。
「私なんかのことを大切にしてくれる人はいないと思ってる」
交際中、彼女が口にした言葉です。
この言葉を聞いた時、私は口惜しさと悲しさで涙が止まりませんでした。
こんなに優しくて、人を悪く言わなくて、愛嬌があって。
それなのに、自分自身のことをそんなふうに思っていたんだ、と。
婚活では、お相手の条件や性格を見極めることももちろん大切です。
でも、それと同じくらい大切なのが、
「私は自分自身をどう扱っているのか」
ということなのかもしれません。
自分を大切にできていない時には、大切にされることにも気づけなかったり、逆に不安になる相手を追いかけてしまったりすることもあります。
だからマリアンサでは、お相手探しだけではなく、その方自身と向き合う時間も大切にしていただいています。
傷ついたから休む、ではなく「動きながらリハビリします」
交際が終了した時、私は彼女に休会も勧めました。
ところが彼女は、
「動きながらリハビリします」
と活動を続けることを選びました。
そして、ほどなくして出逢ったのが、今回のお相手様です。
前回とはまるで違う男性でした。
ぽやぁんとした彼女をそのまま受け止め、優しく大切にしてくださる方。
これまでのように相手の気持ちを不安に思ったり、関係に悩み続けたりするのではなく、彼女は初めて「安心できる恋愛」を知ったのだと思います。
もちろん、前回の経験があったからこそ、私も彼女の気持ちの変化を見ながら慎重に見守りました。
でも今回は、迷いながら進む彼女ではありませんでした。
お相手に求める前に、自分自身にも目を向けられる人
彼女は、どんなに傷ついても、落ち込んでも、誰かのせいにすることがありませんでした。
そして、自分の弱さも苦手なこともよく分かっていました。
だからこそ、お相手にばかり多くを求めるのではなく、
「自分はどうなんだろう」
と、自分自身にも目を向けることができたのだと思います。
婚活をしていると、つい、
「もっとこういう人がいい」
「ここが足りない」
「この条件は譲れない」
と、お相手に求めるものばかりが増えてしまうことがあります。
もちろん、結婚相手を選ぶのですから希望があって当然です。
でも、自分がどんな人間で、どんな人となら穏やかに暮らせるのかを知ることも、同じくらい大切です。
彼女は優柔不断でした。
それでも結局、一度も歩みを止めませんでした。
私は、そんな彼女の謙虚さと前を向き続ける強さが、今回のご縁を導いたのだと思っています。
結婚したいか分からなくても、婚活を始めていい
無料相談に来られる方の中には、
「まだ結婚生活を具体的にイメージできません」
「自分がどんな人を好きなのか分かりません」
「こんな状態で結婚相談所に入っていいのでしょうか」
とおっしゃる方もいます。
私は、それでもいいと思っています。
最初から全部分かっている人ばかりではありません。
出逢って、迷って、時には傷ついて。
その度に自分自身と向き合いながら、
「私は何を大切にしたいのか」
「どんな人となら安心して生きていけるのか」
が少しずつ見えてくることもあります。
婚活は、結婚相手を探すだけではなく、自分自身を知っていく時間でもあるからです。
だからマリアンサは、結婚相談所を「最後の砦」ではなく、自分探しのスタートラインだと考えています。
そして、そんな彼女はいつからか、私のことを「ママ」と呼ぶようになりました。
子どものいない私にとっては、なんともムズ痒くて、でも実はとっても嬉しい呼び名でした。
私を「ママ」にしてくれて、ありがとう。
優しさの塊のようなおふたりなら、
もうママが心配しなくても大丈夫だね。
これからは彼とふたりで、たくさんの幸せを育てていってください。
末永くお幸せに♡




